「臨地実務実習」は、せと短の特徴のひとつで、企業や団体で長期間行う実習科目です。
実習での体験や感想など、いろいろと学生に話を聞いてシリーズでお伝えします。
第1回目は、臨地実務実習Ⅰで高松市美術館へ行った2年の高橋さんと水田さんに話を聞きました。
アートと観光の関係に興味があったので高松市美術館へ実習にいかせていただきました。
実習に行く前はすごく緊張して不安でしたが、実際には、実習先の皆さんがとても親切で安心して実習ができました。また、実習担当の安本先生のサポートもありがたかったです。
美術館にはいろんな業務があり、実習では全ての部署の業務を体験させてもらいました。美術館では様々なイベントが開催されていて、イベントの企画・運営に関する仕事が多いなと思いました。展示作品の入れ替えなど力作業も意外と多かったです。1つのイベントを開催するまでに、作家さんや業者さんなど多くの人々が関わっていて、コミュニケーション能力がとても大切だと実感しました。イベントをより良くするために、みんなで協力して取り組む仕事はとてもやりがいのある仕事だと思いました。
調査実習では、美術館に展示していた讃岐漆器について調査しました。讃岐漆器の工房に伺っていろいろと質問させてもらい、讃岐漆器の現状と課題、考察をポスターにまとめました。調査や分析からポスターにまとめるまでとても苦労しましたが、吉田先生に相談しながらまとめることができ、とても良い経験になりました。