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【授業】瀬戸内の「観光資源」をどう活かす?東かがわ市で学ぶ、観光まちづくり
せとうち観光専門職短期大学の3年次の授業「せとうち観光資源論」では、瀬戸内海地域にあるさまざまな観光資源について学びます。
今回の授業では東かがわ市を訪れ、実際にまちを歩きながら観光資源を視察しました。
観光資源には、海や島、山などの「自然観光資源」、寺院や城、公園などの「人文観光資源」、歴史的な街並みなどの「複合型観光資源」があります。
教室で知識を学ぶだけでなく、実際にその場所を訪れることで、「どんな魅力があるのか」「観光客にはどう伝わるのか」を考えていきます。
最初に訪れたのは、東かがわ市の引田エリアです。
讃州井筒屋敷を起点に、かめびし屋や旧引田郵便局局舎など、歴史を感じられる街並みを散策しました。
引田は、江戸時代から「風待ちの港」として栄え、醤油や酒造りの街としても発展してきた地域です。
古い建物や街並みも、歴史を伝える大切な「観光資源」の一つ。
学生たちは、実際に歩きながら、その魅力を感じました。
まち歩きの途中には、「ぐんだら家(旧松村家住宅)」も訪問しました。
ここでは、東京藝術大学と香川大学が連帯し、歴史ある古民家を舞台に、アートや化学を通して地域の人たちと交流する活動が行われています。
学生たちは、地域実装型まちづくりプロジェクト「ぐんだらけ」の活動について話を聞き、歴史的な建物を活用して地域の新しい魅力を生み出す取り組みについて学びました。
暑い中でのフィールドワークでしたが、地域の方からスイカをいただくという、嬉しい交流もありました。
その後は安戸池や湾岸アートなどを訪れ、東かがわ市の様々な観光スポットを視察。
「ここにはどんな魅力がある?」「観光客にどう楽しんでもらえる?」という視点で、実際の観光資源を見て回りました。
午後には東かがわ市歴史民俗資料館も訪問。
地域に残る歴史や文化も、東かがわ市ならではの大切な観光資源です。学生たちは普段見ることのない昔の道具や資料に興味津々でした。
湾岸アート
風雨・日光にさらされ、色が落ちて劣化していた防波堤を修復し、幻想的な絵やポップな絵、大胆な書で彩っています。
うどんや 讃岐家
お昼ご飯は、香川県の一番東端、水車がトレードマークの讃岐屋でうどんをみんなでツルリといただきました。
安戸池
日本で初めてハマチの養殖に成功した歴史的な海水池(潟湖)です。現在は観光・体験施設「ソルトレイクひけた」として活用。
ぐんだら家でいただいたスイカ
甘くて冷たいスイカで、夏のフィールドワークを乗り越えることができました。
東かがわ市歴史民俗資料館
東かがわ市は国内生産90%の占有率を誇る「手袋のまち」。資料館には手袋を作る道具が展示されていました。
フィールドワークの後は、今回の現地視察で見つけた引田地区の観光資源や課題をもとに、グループワークを行いました。
課題は、「東かがわ市引田地区の観光振興を行う上で、観光資源における課題とその改善策、さらに観光客のターゲット誘致方法について考える」というもの。
学生たちは、実際にまちを歩いたからこそ気づいたことを出し合いながら、「引田の魅力をどうすればもっと多くの人に知ってもらえるか」「どんな人に訪れてもらいたいか」という視点で、観光まちづくりのアイデアを考えました。
その中では、夜の時間帯にも楽しめる「ナイトレジャー」や、地域の自然を活かした「パラグライダー体験」、地域に滞在してもらうための「宿泊施設」など、さまざまなアイデアが登場。
引田にある歴史的な街並みや自然、アートなどの観光資源を活かしながら、観光客の「訪れてみたい」「もう少し滞在したい」につなげるにはどうすればよいか。一人ひとりが地域の課題と向き合い、具体的な改善策を考えました。
「観光資源を知る」だけで終わらず、実際に地域を訪れて課題を発見し、その解決策や新しい魅力のつくり方まで考える。これが、せとうち観光専門職短期大学の実践的な観光の学びです。
せとうち観光専門職短期大学では、瀬戸内地域を舞台にした実践的な学びを大切にしています。
「観光についてもっと知りたい」「地域を盛り上げる仕事に興味がある」という方は、ぜひオープンキャンパスで、せとうち観光専門職短期大学の学びを体験してみてください。