【高校生必見】車掌になるには?仕事内容から大学選び、必要な資格まで夢を叶える完全ガイド
子どもの頃に憧れた電車の車掌。将来の仕事として考え始めたけど、
「どうすればなれるんだろう?」
「大学に行くべきか、専門学校の方がいいのか…」
そんな進路の悩みを抱えていませんか?
この記事では、電車の車掌という夢に向かってがんばる皆さんのために、具体的な仕事内容から、なるためのステップ、気になる年収や将来性まで、あらゆる疑問を解消していきます。
あなたの夢を叶えるための最適なルートを一緒に見つけていきましょう。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
まずは知ろう!車掌の仕事内容とは?
皆さんが普段電車で目にする車掌は、具体的にどのような仕事をしているのでしょうか。実は、その役割は多岐にわたります。ここでは、車掌の主な仕事内容を詳しく見ていきましょう。
安全運行の司令塔!ドアの開閉と安全確認
車掌の最も重要な仕事は、列車の安全運行を守ることです。その中心となるのが、駅でのドアの開閉と、乗客の乗り降りが安全に行われたかを確認する「安全確認」です。ホームの監視モニターや目視で、お客様がドアに挟まれていないか、ホームから離れているかを指差しと声出しで確認し、運転士に発車合図を送ります。一瞬の気の緩みも許されない、責任の大きな仕事です。
車内アナウンスと乗客への案内
乗り換え案内や駅の到着を知らせる車内アナウンスも車掌の大切な仕事です。ただ情報を伝えるだけでなく、お客様が快適に過ごせるよう、分かりやすく、聞き取りやすいアナウンスを心がけます。また、車内で困っているお客様への対応や、乗り換え方法の案内など、接客業務も行います。
乗車券の確認と車内改札
特急列車や観光列車などでは、車内を巡回して乗車券の確認(車内改札)を行います。お客様が正しい切符を持っているかを確認し、必要であれば車内で精算や切符の発行も行います。お客様と直接コミュニケーションをとる機会の多い業務です。
緊急時の対応(急病人の救護、トラブル対応など)
万が一、車内で急病人が発生したり、お客様同士のトラブルが起きたり、列車に遅延が生じたりした場合、冷静かつ迅速に対応するのも車掌の重要な役割です。運転士や指令室と連携を取りながら、状況を的確に判断し、お客様の安全を最優先に行動します。
【コラム】運転士との違いは?チームで列車を動かすプロフェッショナル
よく「運転士と車掌って何が違うの?」と質問を受けます。簡単に言うと、運転士は列車の「操縦」を担当し、車掌は列車の「運行管理と接客」を担当します。運転士が前を見て運転に集中する一方、車掌は列車全体と後方に気を配り、安全確認やお客様対応を行います。二人は無線で常に連携を取り合う、いわば一心同体のパートナー。まさにチームで1本の列車を安全に動かしているプロフェッショナルなのです。
車掌になるには?夢を叶えるための3ステップ
「車掌になりたい!」という夢を叶えるためには、どのような道のりを進めば良いのでしょうか。ここでは、車掌になるための具体的なルートを3つのステップに分けて解説します。
ステップ1:高校卒業後の進路を決める
車掌になるための最初のステップは、高校卒業後の進路選択です。主に「4年制大学」「専門学校」、そして「専門職短期大学」という選択肢があります。それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。
新しい選択肢として注目されているのが「専門職短期大学」です。大学の理論的な学びと専門学校の実践的な学びの「良いとこ取り」をした教育機関で、鉄道業界が求める即戦力を効率的に目指せるのが大きな魅力ですし、修業期間は学校によって2~3年と4年制大学より短いです。
ステップ2:鉄道会社への就職活動
進学先で学びながら、次は鉄道会社への就職活動に臨みます。
主な就職先は?(JR各社、私鉄、公営交通など)
車掌が活躍する場は全国にあります。
JRグループ
JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州、JR貨物大手私鉄
東武、西武、京成、京王、小田急、東急、京急、相鉄、名鉄、近鉄、南海、京阪、阪急、阪神、西鉄など公営交通
都営地下鉄、大阪メトロなどその他の私鉄・第三セクター鉄道
これらの鉄道会社が実施する採用試験を受験することになります。
採用試験の内容(筆記、面接、適性検査)
採用試験は一般的に、筆記試験、面接、そして鉄道業務ならではの適性検査が行われます。
筆記試験
一般常識やSPIなどが中心です。面接
志望動機や自己PR、学生時代にがんばったことなどが問われます。なぜその鉄道会社で働きたいのかを明確に伝えることが重要です。適性検査
クレペリン検査など、注意力や集中力、判断力といった、安全運行を担う上で欠かせない素質を見る検査が行われます。ステップ3:入社後の社内試験と訓練
鉄道会社に就職できても、すぐに車掌になれるわけではありません。ここからがプロへの道のりの本番です。
まずは駅員からスタートするのが一般的
入社後は、まず駅員として配属されるのが一般的です。切符の販売や改札業務、ホームでの案内などを通して、鉄道の仕事の基礎を学びます。この駅員としての経験が、将来車掌になったときに必ず活きてきます。
車掌登用試験に合格して見習い車掌へ
駅員として数年間勤務し、勤務態度や実績が評価されると、車掌になるための「車掌登用試験」を受けるチャンスが与えられます。この社内試験に合格することが、車掌になるための必須条件です。試験に合格すると、研修施設で専門的な知識(車両の構造、規則、応急処置など)や技能(ドアの開閉、アナウンス、緊急時対応など)を学び、指導車掌のもとで乗務実習を重ね、晴れて一人前の車掌としてデビューします。
車掌の気になる年収と将来性は?
夢を仕事にする上で、お給料や将来のキャリアも気になるところですよね。ここでは、車掌の年収と将来性について解説します。
平均年収と給与体系(各種手当など)
車掌の平均年収は、勤務する会社の規模や年齢、経験によって異なりますが、一般的に400万円〜600万円程度と言われています。基本給に加えて、不規則な勤務に対する「乗務員手当」や「夜勤手当」、残業手当などが支給されるため、安定した収入が期待できる職業です。また、福利厚生が充実している会社が多いのも魅力のひとつです。
車掌からのキャリアパス(運転士、助役、駅長など)
車掌として経験を積んだ後は、さらにキャリアアップの道が拓けています。多くの人が次に目指すのが、列車の運転を担当する「運転士」です。その他にも、駅の運行管理をサポートする「助役」や、駅全体の責任者である「駅長」、ダイヤの作成や運行管理を行う指令室の「指令員」など、さまざまなキャリアパスがあります。現場での経験を活かして、本社で企画や管理部門に進む道もあります。
AI時代でもなくならない?車掌の将来性
「将来、自動運転が普及したら車掌の仕事はなくなるのでは?」と心配する声も聞かれます。しかし、車掌の仕事が完全になくなる可能性は低いと考えられています。なぜなら、緊急時のトラブル対応や急病人の救護、お客様へのきめ細やかな案内など、AIや機械には代行できない人間ならではの役割が非常に大きいからです。定時運行や安全確認といった業務は自動化が進むかもしれませんが、予期せぬ事態に臨機応変に対応する「最後の砦」として、車掌の重要性はこれからも変わらないでしょう。
車掌に必要な資格はある?向いている人の特徴5選
車掌になるために、特別な資格は必要なのでしょうか。また、どんな人が車掌に向いているのでしょうか。ここでチェックしてみましょう。
必須の国家資格はない!入社後に社内資格を取得
結論から言うと、車掌になるために高校生のうちから取っておかなければならない国家資格は特にありません。ただし、前述の通り、鉄道会社に入社後、「車掌登用試験」という社内の試験に合格する必要があります。この試験に合格することが、車掌として乗務するための「社内資格」となります。
こんな人が向いている!車掌の適性チェックリスト
あなたはいくつ当てはまるか、チェックしてみてください。
強い責任感と使命感がある
何百人、何千人というお客様の命を預かる仕事です。「自分が安全を守るんだ」という強い責任感と使命感が不可欠です。
時間やルールを厳守できる
鉄道は秒単位の正確さで運行されています。時間を守ることはもちろん、定められた多くのルールをきっちりと守れる真面目さが求められます。
冷静な判断力と対応力がある
予期せぬトラブルが発生した際にも、パニックにならず、状況を冷静に分析して的確な判断を下す能力が必要です。
コミュニケーション能力が高い
お客様への案内はもちろん、運転士や駅員、指令員など、多くのスタッフと連携して仕事を進めるため、円滑なコミュニケーション能力が欠かせません。
体力と自己管理能力に自信がある
不規則なシフト勤務や立ち仕事が多いため、基本的な体力は必須です。また、常に万全のコンディションで仕事に臨むための自己管理能力も重要になります。
車掌を目指す上でのよくある質問(Q&A)
ここでは、車掌を目指す高校生の皆さんからよく寄せられる質問にお答えします。
安全確認業務に支障がないことが条件となります。一般的に、裸眼または矯正視力が両眼で1.0以上、色覚が正常であることが求められることが多いです。ただし、基準は鉄道会社によって異なるため、希望する会社の採用情報を必ず確認してください。
車掌の採用では、学部学科は問われないことがほとんどです。文系出身者はコミュニケーション能力や語学力を、理系出身者は車両の仕組みへの理解力などをアピールできます。大切なのは、学部に関わらず「なぜ車掌になりたいのか」という熱意です。
鉄道業界全体で女性の活躍を推進しており、育児休暇などの制度も整ってきています。きめ細やかなサービスやアナウンスなど、女性ならではの強みを活かせる場面もたくさんあります。
早朝から深夜までの勤務や、宿泊を伴う勤務(泊まり勤務)もあります。休日は週休2日制が基本ですが、土日祝日に固定されているわけではなく、シフトによって決まります。慣れるまでは大変かもしれませんが、平日に休みが取れるといったメリットもあります。
結論:最短で車掌になるなら「せとうち観光専門職短期大学」が最適解
ここまで、車掌の仕事内容やなるための方法について詳しく解説してきました。たくさんの選択肢がある中で、もしあなたが「いち早く鉄道業界で活躍したい」「実践的なスキルを身につけて即戦力になりたい」と考えるなら、「せとうち観光専門職短期大学」が最適な選択肢です。
なぜ最適なのか?3つの理由
理由1
JR四国をはじめ交通業界への高い就職実績
本学は、JR四国をはじめとする交通・鉄道業界へ、開学以来高い就職実績を誇ります。業界との強いつながりを活かしたカリキュラムと手厚い就職サポートで、あなたの夢の実現を強力にバックアップします。
理由2
3ヶ月以上の「臨地実務実習」で現場のスキルが身につく
本学の最大の特徴は、3年間で合計3ヶ月以上にも及ぶ「臨地実務実習」です。実際の鉄道会社の現場で働くことで、学校の授業だけでは学べないリアルな知識とスキル、そしてプロとしての心構えを身につけることができます。この経験は、就職活動での大きな強みになるだけでなく、入社後すぐに活躍するための土台となります。
理由3
「短期大学士(専門職)」の学位でキャリアの幅が広がる
本学を卒業すると、専門学校の「専門士」とは異なる、公的な大学卒業資格である「短期大学士(専門職)」の学位が授与されます。これにより、「短大卒以上」を応募資格とする企業の総合職などにも挑戦でき、将来のキャリアの選択肢が大きく広がります。もちろん、4年制大学への編入も可能です。
まずはオープンキャンパスで鉄道業界への一歩を踏み出そう!
車掌になるという夢への第一歩は、まず自分の目で確かめることから始まります。せとうち観光専門職短期大学のオープンキャンパスでは、鉄道業界の仕事の魅力や、本学での学びについて詳しく知ることができます。
少しでも興味を持ったら、ぜひ一度オープンキャンパスに参加してみてください。あなたの夢への線路が、ここから始まります。
鉄道クラス
3年制 観光振興学科 2年生の選択