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学長あいさつ

観光地域創生を教材として「考える」を学び「共に創る」を磨きます

世界の情勢も、人の一生も、行方が分からない、混沌とした時代になりました。さて、どうするか?皆さんがこんな時代に立ち向かうため、せと短は、「世界をみすえ、地に足をつけて歩む」という姿勢で、「人生を切り拓く自力・地力」を鍛えます。そこで、「考える」を学ぶ+「共に創る」を磨く教育目標を立てました。教材は観光地域創生です。観光地域創生の教材は、観光で「持続可能な地域」を創り上げる観光専門職業人の育成を狙いとしています。せと短でとことん学び、混沌の時代に挑戦する、あなたの思考力と共創力に磨きをかけませんか?

せとうち観光専門職短期大学 学長
安村 克己
Yasumura Katsumi

プロフィール

神奈川県出身。立教大学社会学部産業関係学科卒業、1987年同大学院社会学研究科応用社会学専攻博士後期課程退学。1983年立教大学社会学部助手、1990年産能短期大学能率科助教授、1993年北海学園北見短期大学助教授、94年北海学園北見大学商学部教授、2001年鈴鹿国際大学国際学部観光学科教授。2001年「ツーリズムとポストモダン社会に関する社会学的考察」で立教大学博士(観光学)。2004年奈良県立大学地域創造学部教授[1]、2014年追手門学院大学教授。2016年4月から2021年3月追手門学院大学地域創造学部学部長。2021年4月にせとうち観光専門職短期大学観光振興学科長、2024年4月学長就任。

せと短「大学教育改革」宣言!
せと短「大学教育改革」宣言!

皆さん、進学する大学をどのように選びますか?せとうち観光専門職(三年制)短期大学は、受験生から選ばれる大学になろうと考え、大学「教育」改革をしています。今更、「専門職短期」大学が「教育」改革?と思われるかもしれません。
いや、「専門職短期」大学だからこそ、「大学教育」の改革をします。しかも、四年制大学の「教育」まで含め、本物の学びを実現する「教育」改革に取り組むつもりです。そこで、これからせとうち観光専門職短期大学が「なぜ」大学教育改革に取り組むのか、そして、どんな「大学教育」改革をめざすのか、を皆さんに紹介します。 

なぜ、大学「教育」の改革か?

せとうち観光専門職短期大学は、この名のとおり、「観光」専門職を育成する三年制短期大学です。それにしても、長い大学名です。文科省の決まりもあって、こんなに長くなりました。長すぎるので、せと短という愛称で呼んでもらえると嬉しいです。
せと短は、高等教育機関の中で今や消え失せる傾向にある短期大学です。しかし、せと短は、四年制大学の学びを超える、独自の三年制大学教育をめざし、改革を進めています。なぜ、大学「教育」改革か?それは、日本の大学「教育」がいろいろな問題を抱えているからです。
 だからこそ、これから大学進学をめざし、自身の将来のために大学で真剣に学ぼうとする皆さんは、「大学を選ぶ基準」として、大学「教育」の中身をしっかり見定めるべきです。
 世界中で先覚的な大学は、「教育」の変革を考え始めています。そのなかでも、世界中からもっとも注目される教育改革の事例は、2014年に創設されたアメリカのミネルバ大学です。この大学は、ユニークな大学教育でハーバード大学を超えたと評判になりました。日本の大学教育もうかうかしていられません。しかし、日本の大学教育改革は。あまり進められていません。
 日本の大学教育は、その制度や慣行において、歴史的に積み重なった多くの難題を抱えています。この難題については、大学進学を志望する皆さんにも、何とか知ってもらい、大学の選択にあたって、よく考えてもらいたいと思います。
 この「学長からの一言」では、これから、皆さんが大学を選ぶときに是非とも考えてほしい、大学「教育」の問題について考えます。  

大学教育で鍛える「考える」を学ぶと「人生を自力で切り拓く力」
大学教育で鍛える「考える」を学ぶと「人生を自力で切り拓く力」

さて、日本の大学教育の問題を考える前に、まず、せと短が考えている三年制「大学教育」改革の「さわり」だけですが、紹介しておきます。
本来の大学教育は、皆さんの将来にとって、真に価値のある「学び」になるべきです。その「学び」を通してせと短が卒業生に期待する能力は、「人生を自力で切り拓ける力」です。
そして、このような力を鍛えあげる「真の大学教育とは何か」?この問いを、せと短の教職員はしっかり議論しました。その答えは、「考える」を学ぶ大学教育です。「考える」を学ぶ教育こそ、大学がヨーロッパ中世に誕生して以来、現代に至るまで、今は少しおかしくなっていますが、大学教育の一貫した核心であるはずなのです。

せと短の4つの教育目標

せと短は、このような「考える」を学ぶ大学教育を土台に据え、観光「専門職」教育の学術教育と臨地実務実習を通して、次の4つの「教育目標」を達成します。

第一の教育目標は思考力の鍛錬です。「考える習慣」を養いながら、「広くかつ深く考え続ける思考力」を鍛えます。この目標は、主に一年次の本学独自の土台科目群を通して達成されます。このような思考力の鍛錬は、学生がすべての教科で「考える」を学ぶさいの土台となります。

第二と第三の教育目標は、協働力と実践力のそれぞれの錬磨です。協働力とは、自身の個性や知識を理解したうえで、人と協力し、状況に応じてリーダーシップを発揮できる技量です。また、実践力とは、自力で人生を創造的に切り開くための力量です。この2つの目標は、地域としっかり連携した臨地実務実習や専門演習などを通して培われます。

そして最後、第四の教育目標は使える英語です。この目標では、学生が自身を表現する手段の一つとして、世界の共通言語である英語を習得します。この実用英語は一年次に基礎から始められ、三年次の応用で完成されます。

この4つの教育目標を学ぶせと短は、徹底的な学びの場ですが、窮屈な教育の場ではありません。教職員と学生、学生同士の関係がとても親しい、自由で大らかな学びと学生生活の場です!